基準時は抵当権設定時

最高裁平成25年2月26日判決
「通行地役権の承役地が担保不動産競売により売却された場合において、最先順位
の抵当権の設定時
に、既に設定されている通行地役権に係る承役地が要役地の所有
者によって継続的に通路として使用されていることがその位置、形状,構造等の物
理的状況から客観的に明らかであり、かつ、上記抵当権の抵当権者がそのことを認
識していたか又は認識することが可能であったときは、特段の事情がない限り、登
記がなくとも、通行地役権は上記の売却によっては消滅せず、通行地役権者は、買
受人に対し、当該通行地役権を主張することができると解するのが相当である。」

最高裁は、上記のとおり、最先順位の抵当権の設定時を基準時とすべきだとして、
担保不動産競売による売却時を基準時とした原審判決を破棄しました。
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