インサイダー取引に関する報道

経産省幹部のインサイダー取引事件に関する日経新聞2012年2月2日朝刊の記事ですが、
リード部にて、半導体大手エルピーダメモリが2期連続の赤字を発表し、
株価が下落した直後に同社株を買い付けていたことが判明したと書いていました。

ところで、会社関係者等のインサイダー取引規制は、
① 上場会社等の役職員等の会社関係者等が、
② 当該上場会社等の業務等に関する重要事実の発生後、公表前に、
③ 当該重要事実を知りながら当該上場会社等の特定有価証券の売買等をすること
を原則として禁止するものです。

上記リード部の説明だけですと、赤字決算という重要事実の発表後に買い付けていたのだから、
インサイダー取引規制に反する行為ではなかったのだと思ってしまいそうになります。
しかし、記事の本文を読むと、09年5月11日までにエルピーダ社の再建策という公表前の
重要情報を入手していて、09年3月期の決算が発表された3日後の5月15日に
同社株を買い付けたことが、利益を確実に得ようとしていたことを
推測させる事実に当ると言っています。
つまり、株価が下落した直後に同社株を買い付けていたことから、
経済的利益を得る悪質な意図があったことが分かると言いたかったようですね。

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