イランの気の長いスパイ活動

イランの諜報活動と言えば、思い出されるのは、
アメリカ大使館占拠事件の際、シュレッダーに
かけられた秘密文書をジグーパズルを解くが
ごとくつなぎ合わせて復元したというエピソードです。

ところで、iSIGHT Partnersという会社が、
大要以下のような報告文を発表しました。

イラン人が、2011年以来、SNSにおいて何十もの
偽の人格を使い、長期間の諜報活動を秘密裏に行っていた。
少なくとも2000人の人物がこの偽の人格と接触していた。
狙われたのは米軍、外交官、議会関係者、ジャーナリスト、
シンクタンク、軍需企業等である。
そのイラン人は、次のような手口で情報を
盗み取っていたと思われる。
まず、ジャーナリスト、政府職員、軍需企業従業員に
成りすます。
そして、SNS上で、ターゲットに近づき、「友達」になる。
その後、スピアフィッシングと呼ばれるインターネット詐欺の
手法を用いてターゲットの認証情報を盗み取る。
どの程度の数の認証情報が盗まれたのか、さらに
その認証情報を用いて盗まれた機密情報が
どの程度の規模になるのかは不明。

もしこの話が本当であれば、この活動は3年くらい
続いてきたことになります。
ですからiSIGHT Partnersは長期間の諜報活動と
表現しているわけです。
しかし、7世紀の正統カリフは誰かという政争を巡って未だに
スンナ派と対立しているくらい気の長い人たちですから、
彼らにとっては、3年程度は短期なのかもしれません。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

フリーエリア
プロフィール

大久保宏昭

Author:大久保宏昭
本ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

リンク
カウンター
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR