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CAPMは時代遅れ?

各章の副題がユニークと話題になっている森田果「実証分析入門」を読んでみました。
気になったのが、次の記載。

「CAPMとは、企業の株価は、市場ポートフォリオ(TOPIXなど)と比較したリスクの大小によって決まる、という考え方だ。しかし、CAPMは、とにかく当たらない(多数の実証研究により否定されている)ということで、今日ではもはや使われない。」

この記載に対する注として、「けれども、MBAやLLMなどの修士課程レベルでは、未だにCAPMしか教えられないことが多い。これは、後述するマルチファクターモデルは、確かに良く当たるのだけれど、なぜそうなっているのかについての説明が難しいのに対し、CAPMは理論的な説明が易しく、初心者にも理解しやすいからだ。」とも記されています。

一方で、コーポレート・ファイナンスの標準的なテキストであると思われるリチャード・ブリーリー他「コーポレート・ファイナンス(第8版)上」230頁には、「財務担当者は、リスクというつかみどころのない概念を理解する便利な道具としてCAPMを考えるし、資本コストを推計するときに、彼らのほぼ4人に3人はCAPMを使うのである。」とあります。

CAPMは研究者レベルでは使われなくなったということなのでしょうか?
それとも、実務の世界でも最近は使われなくなったということなのでしょうか?

そういえば、上記「コーポレート・ファイナンス」第10版の翻訳が発売されたようですね。
買わないといけないかな。

実証分析入門  データから「因果関係」を読み解く作法実証分析入門 データから「因果関係」を読み解く作法
(2014/06/09)
森田果

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(2014/06/20)
リチャード・A・ブリーリー、スチュワート・C・マイヤーズ 他

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