燃料電池車(FCV)と電気自動車(EV)

週刊ダイヤモンド10月25日号が、FCVの特集記事を掲載しています。

「政財界を牛耳ったトヨタ“水素五輪”の全内幕」という記事における、トヨタがEVよりもFCVを推進しているのは、EVが普及すると部品のモジュール化が進み、トヨタの競争優位が揺らぐからだという説明は、納得がいくものでした。

ところで、燃料電池関連の特許の出願数は、日本が他国を圧倒しているそうです。この事実になにやら危ういものを感じます。というのも、EVの技術はすでに実用レベルに達していると思われるからです。充電時間と航続距離というネックがありますが、これは例えば電池が標準化され、バッテリーステーションで充電済みの電池と交換することができるようになれば解消できるものにすぎません。もちろん、一企業の手には余ることですが、どこかの国が本気でインフラを整備しようとすれば、すでに技術的には十分可能な状態になっていると考えられるのです。

日本だけがFCVに対する水素供給のインフラを整備し、他国はEVに対する電気供給のインフラを整備した場合、日本の自動車産業はガラパゴス化して、最終的には淘汰されてしまうことになるかもしれません。


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