嫌儲

「嫌儲」という言葉をwikipedeiaで調べてみると、次のように説明されています。

「嫌儲(けんちょ、けんもう、いやもう)とは、利益利用を嫌うことを意味するインターネットスラング。文字通り「金を儲けることを嫌うこと」を意味し、特に、(アフィリエイト広告等で)他人が楽に儲けることに対する心情的反感といった意味合いがある。また、2ちゃんねるの書き込みなどを商用利用する行為を嫌うこと、また嫌う人々を指す。」

ところで、スペインで著作権法の改正があり、グーグルニュースのスペイン版サイトが閉鎖されたそうです。
メディア等が公開しているネット上の記事を集めて閲覧者に提供することは、たとえ無償で閲覧に供していても、それにより広告収入を得ていれば「ただ乗り」に当たるとの批判があります。
その批判を受けて、スペインでは、ネット上の記事を収集して閲覧に供する業者に対して、利用料をメディアに支払うことを義務付ける法改正を行いました。
そのために、グーグルニュースのサイトが閉鎖に追い込まれたというのです。

その結果どうなったか。
2015年1月26日付日本経済新聞の記事を引用します。

「世界中の利用者がスペインの新聞社などの記事にアクセスしづらい状況が続いているほか、同国の中小メディアは、サイトに流入する利用者が減少して広告収入に影響が出かねないと危機感を抱いている。」

趣味で記事をネットに投稿しているだけの人であれば、「ただ乗り」を嫌い、著作権保護の強化をひたすら主張する嫌儲として振る舞っていてもよいのでしょう。
しかし、メディアは、極めて悩ましい問題に直面しているようです。
なにしろ、メディアである日本経済新聞社自身がこのように報じているわけですから。
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