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窪田充見「家族法」

「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」という
言葉で有名なハプスブルク家は、婚姻により所領を増やし、神聖ローマ帝国
皇帝位を獲得して、それを維持しました。
当時、財産を獲得する主要な方法は、戦争、婚姻及び相続と言われていたのです。
ですから、その頃、親族・相続法は極めて重要な法律と考えられていたようです。

現代では、親族・相続法は、その頃ほど重要視されているわけではありません。
しかし、誰にとっても身近な法律であり、かつ、一旦紛争が起きると
深刻な争いになるという点で、重要な法律であり続けています。
弁護士を名乗る以上、親族・相続法を知らないとは言えません。
そこで、私も常に机の横の棚に1冊親族・相続法の概説書を置いています。
しっかりと調べるときには、当然、注釈書や判例検索システムを使用するのですが、
ちょっと制度の概要を確認したいときには、判例付六法と概説書を見るのが
便利だからです。

具体的にどの本を置いているかですが、今までは内田貴「民法Ⅳ 親族・相続」を
置いていました。
私にとって極めて読みやすい本だったからです。
ただ、この本はすでに8年近く改訂がなされていません。
最新のトピックや判例が載っていないのです。
そこで、そろそろ代わりの本が欲しいなと思っていたところ、目に付いたのが
この本です。
窪田教授の「不法行為法」は以前読んでおり、非常に読みやすいという印象が
ありましたので、買ってみました。

読んでみると、やはり分かりやすい。
かなり記載が省略されている分野もあり、網羅性には欠けます。
しかし、分かりやすいだけでなく、最新のトピックがふんだんに盛り込まれている
という長所もあります。
仕事で使うかどうかはともかく、読んでよかったと思える本でした。


家族法 --民法を学ぶ
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